ベストなタイミングで相手にメール送信できるGmailの送信予約機能

ライターの仕事では、通常、書いた原稿はメールに添付して送信します。画像が必要なら、画像も含めてZIPファイルにまとめて送ったりもしますが、いずれにしてもメールで送って(納品して)、ようやくホッとできるわけです。

ただし、原稿を送るタイミングはなかなか難しいのです。もちろん締切を守ることは絶対ですが、相手の印象を考えると、やはり締切よりもちょっと早めに送るのがベストだと思います。

ただし、早すぎるのもちょっと問題。相手によっては「早すぎる! やっつけ仕事じゃないか」「もっと時間をかけて書いてほしい」とか「適当に書いてるんじゃないか」とか……。

というわけで、Gmailの送信予約の出番です。これは、メールの送信日時を指定できる機能です。以前はこの機能がなくて、「Right Inbox for Gmail」という拡張機能をインストールする必要があったのですが、現在はGmailの標準機能になっています。設定方法は次のとおりです。



メール作成画面で宛先や本文などを設定したら、[送信]ボタンの[▲]をクリックし、[送信日時を設定]を選択します。



一覧から送信したい日時をクリックします。一覧にない場合は、[日付と時刻を選択]をクリックします。



[日付と時刻を選択]をクリックするとこの画面が表示されるので、カレンダーで日付をクリックし、時刻を「9:00」のような形式で直接入力して[送信日時を設定]をクリックします。



左下にこのようなメッセージが表示されます。


これで準備は完了です。メールはGmailのサーバに送られ、待機状態になり、指定した日時になるとサーバから相手に自動的に送信されます。もちろん、送信する日時にパソコンを起動しておく必要もありません

なお、送信予約したメールには「予定」というラベルが付き、左側のメインメニューで「予定」を選択すれば一覧表示できます。ここで選択すれば、送信をキャンセルすることも可能です。

夜中の3時にメールを送ったら「この人、こんな深夜に仕事しているんだ」と思われるでしょう。しかし、翌朝の9:30分に送信予約すれば、よけいな詮索をされなくてすみます。

メールを送る日時も1つの情報です。Gmailの送信予約を使えば、その情報をコントロールできるようになるわけです。使ったことがなければ、ぜひ試してみてください。

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