緊急地震速報よりも早い! 地震情報をリアルタイムに教えてくれるChrome拡張機能「強震モニタ Extension」
日経パソコンさんで「即効フリーソフト便利帳」というWindows系フリーソフトの紹介記事を6年ほど続けていて、ライブドアニュースさんでも、ときどきフリーソフトを紹介していま。
日頃からフリーソフトをチェックして、そのときどきで「便利そう」「面白そう」と思ったソフトをピックアップしているわけですが、個人でずっと使っているものは、じつはそれほど多くはありません。
しかし、例外もあります。その1つがGoogle Chromeの拡張機能である「強震モニタ Extension」です。これは、防災科学技術研究所(NIED)が公開している全国の地震情報をリアルタイムに通知してくれるツールで、地震が発生すると自動的に起動して、震源地やマグニチュード、各地の震度や揺れ、地震波の広がりなどを表示してくれます。
気象庁の緊急地震速報は、最大震度が5弱以上と予想される地域に出ますが、はっきりいって、強震モニタはそれより早いです。ですので、いきなりあの不快な音を聞いてびっくりするストレスを減らせます。しかも、日本全国の情報が分かるので、家族や知人が遠くに住んでいる場合も、情報をいち早く入手できます。
ただし、インストール直後はほとんど揺れない地震でも起動するので、設定を変更しておくとよいと思います。設定画面は[設定]ボタンをクリックすると表示されます。設定が必要なのは[設定1]タブです。たとえば、
自動表示……ON、予想震度3以上
としておけば、予想震度3以上のとき自動的に起動します。他にも「音」「音声」「通知」などの項目も、「予想震度○以上」を設定しておくことで、その震度を閾値として通知されたり、音が鳴ったりします。
その他にも細かい機能が用意されているので、興味があれば試してみてください。毎日、パソコンを使って仕事をしている方なら、最も早く地震情報を入手できると思います。
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