プロのライターが原稿を納品する前に必ず使うワードと一太郎の機能
30年近く原稿だけを書いて、それでいただいたお金だけで生活してきたので、とりあえずプロのライターといっていいと思いますが、その私がここ10年以上、原稿をクライアントに送る前に必ず利用しているのが、ワードと一太郎の「校正機能」です。
秀丸エディタで原稿を書いてテキストファイルを作成し、ほぼ完成という段階になったら、テキスト全体をワードの新規文書に貼り付けて[エディター]ボタンをクリックします。するとワードが自動的に校正して、文書先頭から怪しい箇所をチェックしてくれます。チェック箇所を確認して問題なければスルーし、修正が必要なら秀丸エディタでテキストファイルを修正します。
この作業を繰り返して最後までチェックしたら、ワードは終了して一太郎を起動します。そして、再び秀丸エディタでテキスト全体を選択し、今度は一太郎の新規文書に貼り付けて校正機能を実行します。一太郎が文書先頭から怪しい箇所をチェックしてくれるので、同じように秀丸エディタでスルー/修正していきます。
ワードと一太郎の校正機能は、それぞれチェックする箇所や癖が異なるので、2つのワープロのダブルチェックで単純なミスはけっこう防げます。もちろん完全ではないので、提出する前にもう一度、精読は必要ですが、これでけっこうなミスは防げています。
ワードと一太郎の2つを持っている人はそんなに多くないと思いますが、どちらか一方でも持っているなら、人に提出する文書は事前にチェックするといいと思います。人間は、自分が思っている以上にミスりますので。
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